毎年のように発生する情報流出事件
カード情報流出とは、クレジット・カード番号や住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報が管理元以外に漏洩することです。クレジットカード番号の流出は個人レベルでも会社レベルでも起こり得ます。
こういった事件は昔からありますが、その規模は年を追うごとに大きくなっているように思えます。会社レベルでの流出は社会的に大きな影響を与えます。流出した場合には大量のクレジットカード番号が盗み出されることになるからです。
クレジットカード会社では情報の流出を防ぐため、個人情報の管理を徹底して行っています。審査担当部署には同じクレジットカード会社の社員でも簡単には入室できません。指紋認証システムや防犯カメラを複数導入しているクレジットカード会社もあります。
しかし、いくら社内の体制を厳重にしても、クレジットカード申込書は各支店から担当部署に宅配便で送られ、審査が終了すれば倉庫会社に保管されます。そのため搬送に伴うリスクや保管に対するリスクも常に存在しています。かつては派遣社員による情報の流出がありましたが、そういった対策はすでに行われているでしょう。
カード情報の流出が明らかになれば、クレジットカード会社は考えられるすべてのクレジットカード番号を無効にして別番号で再発行するという手段を講じます。
これによってある程度悪用は避けることができますが、クレジットカード会社が負担する費用は莫大なものとなります。
大きなカード情報流出と言えば、2005年に発覚したアメリカのCardSystems Solutionsの一件。これはクレジットカードの支払いデータ処理業者のネットワークに何者かが侵入し、4000万件以上のクレジットカード情報が流出、過去最大規模のクレジットカード情報流出事件とされています。
クレジットカード情報が流出した理由については、「侵入者がソフトウェアのセキュリティ上の脆弱性を利用して、米アトランタに拠点を置く支払いデータ処理業者CardSystems Solutionsのネットワークに悪質なプログラムをインストールしたため」と説明されています。
一方、カード情報流出は日本国内でも発生しています。
2005年に楽天が運営するインターネット上のショッピングモール「楽天市場」の出店店舗から取引情報が流出、クレジットカード情報を含む123件の個人情報が外部に漏洩しました。
他にもいくつか、カード番号が流出した件を挙げてみます。
2006年、NTTデータが情報システムの運用業務を請け負っていた仙台銀行のシステムにおいて、運用責任者が取引記録を盗み、この情報を元に作られた偽造カードにより、17人分計3,100万円の現金が不正に引き出されていました。
2007年2月、ジャックスのカード会員情報15万件が流出し、不正使用による被害も出ていることが報じられました。
2007年9月にはソフトバンクテレコムで、ファイル交換ソフト「Winny」を通じてクレジットカード情報を含むODNの顧客情報が流出したと発表。上記以外にもカード情報流出は結構起こっています。
アリコジャパンは、クレジットカード決済で契約している顧客のカード番号など11万件が社外に流出している可能性があると発表しました。これは不正利用された被害が相次いでいるとのクレジット会社からの指摘を受け、社内調査して判明したもので、インターネットなどを通じて、家電製品などの購入に悪用されていました。
2009年、三菱商事の子会社が運営するインターネット通販サイトが、中国や韓国、シンガポールなどから不正アクセスを受けてクレジットカード番号などの顧客情報が流出しました。確認しただけでも、5万2000件のクレジットカード番号と2万9000件のメールアドレス。ほかに氏名、住所、電話番号も流出したそうです。
2010年7月にはNEO BEATのウェブサイトに対して、日本と中国の4つのIPアドレスから不正アクセスが行われ、データベース上のクレジットカード情報が窃取され、カード番号、名義、有効期限などを含むクレジットカード情報1万2191件が流出したことがありました。
2011年、ウェブサイト「unicoオンラインショップ」でもウェブサーバーに外部からの不正アクセスで、サイトを利用したことのある個人の情報が流出し、確認したところ、個人情報流出の可能性のある件数は、16,798件(内、カード情報が含まれる件数は7,316件)ということがわかりました。
最近では、ソニー・コンピュータエンタテインメントが運営するシステム 「プレイステーションネットワーク」がハッカー攻撃を受けたことで登録の7,700万件のアカウント情報流出問題が起き、1,000万件クレジットカード情報流出したかもしれないということがニュースでも大きく報じられました。
会社レベルになると、個人としてはどうしようもありませんが、個人の場合は特に期限切れカードの廃棄には十分注意しましょう。クレジットカードが更新されて新しいカードが届いた場合、有効期限切れのカードを何気なくそのままごみに出すのは危険です。有効期限以外はクレジットカード情報が有効だからです。有効期限も5年単位がほとんどですぐに推測されてしまいます。望ましいのはシュレッダーにかけることです。少なくともはさみで磁気部分や情報部分を細かく裁断することは実行しましょう。
- 改正貸金業法施行後の総量規制によってキャッシングが利用できなくなった方がクレジット現金化を利用するケースが増えているようです。
- http://www.gvb-uk.com/
- カード現金化の還元率は高い業者で80%~85%程度で、クレジットカードのオンライン決済が確認できればその日のうちに現金の振り込みを行うようです。
- http://www.yunzhongmuye.com/
- 実際の還元率や即日振込対応の可否などで業者を比較するクレジットカード現金化の比較サイトも数多く存在するようです。
- http://www.tyhskonya.com/