過去の研修
  カナダ研修企画
Safe Teen
様々な人権問題をテーマにした勉強会

 テナー・ネットワークとは
 1990年、おそらくは日本で初めて、専門家と言われる人々を指導者と仰ぎ見ない、性暴力を受けた女性の当事者とそれをサポートしようとする女性たちの自助グループが、東京に生まれました。
 私は1991年よりこの活動に参加し”性暴力を物語る”ことの辛さと勇気を持つ女性たちと共にファシリテーターとして2年間を過ごしたのです。
 最初からどの女性も、自分の被害体験をスラスラと言葉にできるわけではありません。震える体、震える唇、涙、怒り、絶望・・・沈黙が続いても重たい口からこぼれ落ちる言葉の重さは、聞くメンバーの心も震え、衝撃的な体験でした・・・。そして語り終え、次のミーティングがまたくる日までの自分の感情、「言わなければ良かった」「あまりにも辛すぎる」「忘れたいのに忘れられない」「けっして忘れるものか!」「本当に信じてくれたの?」・・・様々に揺れ、自己と戦いながらまた語り継いでゆく女性たちの生命力。テナー・ネットワークはこうした性暴力という社会的タブーに光りを投げかけ、サバイバー自身が傷ついた自己を確認し、自力で立ち上がり、手をつなぎ合えるための共同体として作られました。また援助者との架け橋となり、あらゆる人々への性暴力を社会からなくすための活動体です。
 アーシュラ・K・ルグィンの「ゲド戦記IV・帰還」という本の主人公の名前に由来しています。

 カナダ研修企画
テーマ:
性被害サポートワーカーのための上級トレーニング・サマーセミナー
主催:
テナー・ネットワーク 
研修期間:
2002年8月5日〜13日
場所:

ブリティッシュ・コロンビア州
ジャスティス・インスティチュート
 (カナダの政府トレーニング機関)
VISAC(性被害治療施設)
VSMSSA(男性サバイバーのための治療施設)

経費:
200,000円(宿泊料、施設使用料、謝金など)
*経費には、渡航費、保険、観光、現地交通費、食費は含まれません。
 原則として、現地集合・現地解散とします。
 なお、希望者には往復の航空券を手配します。
定員:
17名
その他:
個室をご希望の方は、上記料金以外に40,000円追加されます。
参加資格要件:
教育経験、自助グループ・NPO活動などの経験があり、援助者として3年以上の経験のある方で、スーパーバイザーを持っている方
 内 容 <通訳付き>★スケジュールは多少変更する場合があります。
 8月6日  社会的、生理的、発達上の背景
 8月7日  成人サバイバーへのサポートスキル
 8月8日  家族問題
 8月9日  女性サバイバーによる体験談
 8月10日  男性サバイバーへの理解
 8月11日  休 日
 8月12日  エンパワメントとヒーリング
 8月13日
 支援する関係
主催:
テナー・ネットワーク
e-mail:tener@cg.mbn.or.jp

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専門家のための初級トレーニング講座
― SafeTeenプログラムを実施するための基礎的なファシリテーションへの理解 ―
10代の子どもたちにとって、ごく身近な場面を設定し、暴力をふるわない、暴力を受けないためのコミュニケーションのとり方について、即効力のある具体的なスキルを伝えるプログラムです。



カナダの中高校で実施されているプログラムです。
1980年代より学校への導入が始まり、
必修授業に組み込んでいる地域もあります。
また、国際的な評価も高く、
米国、ノルウェー、オーストラリアの学校でも実践されています。
日時:10月3日(日)午後6時〜9時
4日(月)午前9時30分〜午後4時30分
会場:飯田橋レインボービル会議室(3日)渋谷こどもの城研修室(4日)
講師:アニタ・ロバーツ、 ビル・ポッツォボン  (カナダ在住)
主催 テナー・ネットワーク


SafeTeenプログラムの内容
プログラム は基本的に男女別に行われます。バス停で見知らぬ人に話しかけられる、授業中に嫌がらせを受けるなどの身近な場面を設定し、ロールプレイ を通して、様々な対応パターンを見せながら、もっとも有効なスキルを導き出します。
女 子
男 子
アサーティブな
コミュニケーション
自分の中にある力、暴力によらない コミュニケーション 
怒りや恐怖のコ ントロール、身体での表現方法
健全な関係のとり方
「強い男性」の魅力、虐待的関係を断つ方法、他人との境界線、自分の内面力を取り戻す
健全な関係とは、同意とは、自分と他人との境界線、精神的、身体的虐待を防ぐ
男らしさを超える、性別役割の先入観
言語による暴力
セクシュアル・ハラスメント、いじめ
セクシュアル・ハラスメント、暴力を起こさないために
身体的暴力
性暴力、自己防衛スキル
性暴力、勇気・自信を持って一歩引き下がる
自己肯定感(セルフエスティーム)が高まる。
男子も女子も、暴力のターゲットになりにくい。
他人への適切な感情表現や、
アサーティブ なコミュニケーションが取れる。

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PEACEでは、様々な環境で生きる子どもたちへの理解を深め、支援していけるように、大人の学びが大切だと考えています。そのために、各分野で先進的に活躍している研究者や当事者を招いて、問題提起を受けながら、それぞれの多様な生き方を尊重できるような「まなび」を企画・運営しています。
   
今まで実施した勉強会は…
●「コンフリクトマネージメント」 安藤由紀
●「生い立ちの整理」 大野紀代
●「少年(男性)の性被害を正しく理解するために」 玄野武人
就学前から小学生のジェンダー感覚を育む 木村育恵(大学院生)
小学校低学年の性教育授業の実践例 庄子晶子(小学校教諭)
性的虐待の対応と子ども間の性的行動 安藤由紀(PEACE)
就学前の子どもの性的発達 堀口雅子(産婦人科医)
●女性の人権と”性と生”を考える
『薬物.性産業の罠におちうるフツウのこども達に接して』
兼松左知子(新宿区女性相談員)
●全生園ハンセン病資料館見学 全生園ハンセン病資料館のみなさん
●川崎市ふれあい館を訪ねて 朴栄子(川崎市ふれあい館職員)
●川崎市子どもの権利条例について 川崎市教育委員会担当者
●子どもの権利条約を知る 荒牧重人(山梨学院大学教員)
●CRについて 安藤由紀(PEACE)
●在日韓国人として日本で暮らすこと 朴栄子(川崎市ふれあい館職員)
●シングルマザーとして生きる 赤石千衣子
(シングルマザーズフォーラム)
●トランスジェンダーって何? 虎井まさ衛(FTM日本)
●サバイバーの参加を考慮したワークショップのあり方 森 実(大阪教育大学教員)
●障がいを持った子どもたち 谷森櫻子(元養護学校教員)
●オトコとオンナじゃ割り切れない〜同性愛の基礎知識 多様な性について考えよう  簗瀬竜太・伊藤悟(すこたん企画)
●子どもとわたし 〜先生とお母さんの間で想っていること〜 大貫政江(小学校教員)
●女性学コトハジメ〜春の集中講座「何で?「どうして?」の答えを見つけよう 内藤和美(群馬パース看護短期大学教員)・深澤純子(ヒューマンサービスセンター・城西大学講師)・青木悦(フリージャーナリスト)
●非暴力アクション・ワークショップ アンディ・ヒクソン
●「女性史を学びながら、自分のいまを再確認しよう」 萩原久美子(フェミニストセラピィ”なかま”)

●顔に傷やアザがある生きづらさ
 
〜『ユニークフェイス』を通して、差異と差別を考える

石井政之(NPO法人ユニークフェイス会長)
●「不登校」はわたしの選択肢!〜「フリースクール」という現場から見た子どもたち〜 高橋徹(フリースクール僕んち)
●学校で何が変わったか? 担当者(川崎市教育委員会)
●メンタルケアについて 八巻香織(ティーンズ・ポスト)
●護身法 駒津純子さん「Fair Wind」
●子ども参加について 本田涼子さん「国際子ども権利センター」
●児童相談所って、どんなところ? 都内児童相談所職員
●アサーティブトレーニング 安藤由紀「PEACE」
●傾聴トレーニング 安藤由紀「PEACE」
今後も、「海外の男女平等教育」「性暴力を受けた子どもと大人へのサポート」「ハンセン病の歴史」「HIV感染問題」「子どもと女性に関する法律(児童虐待防止法、DV防止法)」などの勉強会を予定しています。
 
女性学講座「ジェンダーフリー・アプローチ」
女性が、学校、職場、パートナーとの関係、出産、育児、家事、介護などで直面する悩みは、一見すると個人的な問題のように思えますが、多くの女性に共通する社会的な問題です。ジェンダーの視点で学び合うことは、女性が知らず知らずのうちに刷り込まれていた自分の意識に気づき、社会構造の問題点をを見極め、言葉を獲得し、「らしさ」にとらわれない自分らしい生き方を発見することにつながります。
PEACEの女性学講座は、知識・情報を獲得するとともに、話し合いを重ねながらお互いの類似点や違いを認め合って共感して、女性が活躍できる地域でのネットワークづくりに発展することを目指しています。
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